「また辞めた」が当たり前の業界
メンズエステ業界のセラピスト離職率は非常に高く、業界関係者によれば平均在職期間は6〜12ヶ月程度とされる。人気セラピストが突然いなくなる背景には、複雑な業界構造がある。
離職する主な理由
1. 給与体系への不満
多くの店舗はインセンティブ制(指名数に応じた歩合)を採用しているが、新人期間は基本給のみで生活が苦しいケースが多い。
実態:
- 新人期間(1〜3ヶ月): 月収15〜20万円程度
- 中堅(指名が取れると): 月収25〜40万円
- 指名が取れないと基本給のみで続けられない
2. 体力的な限界
1日6〜8セッションをこなす店では、慢性的な腰痛・肩痛が職業病化している。施術技術が高いセラピストほど身体への負担が大きい。
3. ハラスメント問題
一部の店舗では、オーナーや店長からのパワハラ・セクハラが横行している。特に「売上が低い」ことを口実にした叱責は常態化している店も。
4. 客からの問題行為
過度な要求、ストーカー行為、SNS特定——客側からのトラブルに嫌気がさして離職するセラピストも多い。
5. より条件の良い店への移籍
同業他社から引き抜きを受けてより高待遇の店に移ることも珍しくない。
常連客が取るべき行動
やってはいけないこと
- 退職理由を詮索する
- 個人連絡先を聞き出そうとする
- 「裏切られた」と感情的になる
正しい対応
- 店に「次のおすすめセラピストを教えてほしい」と伝える
- 口コミサイトで移籍先の店を探す(セラピスト名で検索)
- 柔軟に複数の店・セラピストを持つ
セラピストの離職を防ぐ店の特徴
- 固定給制度がある
- 施術数の上限を設けている(身体への配慮)
- セラピスト紹介制度ではなく直接採用
- 長期在籍セラピストが複数いる(口コミで確認可能)
常連セラピストが急にいなくなるのは業界の宿命。複数の選択肢を常に持つことが、賢い利用者の基本。